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条件:高知県 室戸市 地震・津波
宝永4年(1707)の地震あるいは延享3年(1746)の豪雨(?)により加奈木崩れが発生したと考えられているが、その起源は明確ではなかった。崩壊地の地質と地形の調査により、加奈木崩れは宝永地震時に大規模崩壊が発生し、1次堆積物としての岩屑流堆積物が堆積し、17... 続きを読む
宝永4年(1707)の地震により、室戸市佐喜浜川の源頭部で大規模崩壊が発生し、加奈木の崩えと呼ばれている。加奈木の崩えでは、大正6年から昭和39年の47年間にわたる治山工事によって、斜面は小康状態を保っているが、トップリングにより緩んだ斜面は今後、巨大地震が発... 続きを読む
慶長9年(1604)12月16日、大地震が起こった。佐喜浜の大日寺の前身、談義所に滞留していた客僧の暁印は、この時の見聞記録を残している。この「暁印の置文」によると、16日夜、大地震が起こり、大津波が押し寄せ、崎浜では50人余、東寺・西寺の浦々では400人余、... 続きを読む
慶長9年(1604)12月16日、東海、南海、西海の諸道で大地震と大津波があり、死者5,000人になったという。佐喜浜では10丈(約30m)もある大波が7度引き、男女54人がさらわれた。(「高知県災害異誌」による) 続きを読む
慶長9年(1604)12月16日亥の刻(午後10時頃)、大地震が発生した。崎之浜談議所の住僧権大僧都の阿闍梨「暁印の置文」によると、津波によって国々の浦は破損滅亡し、流死者は崎の浜で50人余、西寺・東寺の麓の浦(浮津、室津、津呂辺り)で400人余、甲浦で350... 続きを読む