昭和59年4月の大雨

災害年月日
1984年04月29日
市町村
徳島県
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
昭和59年(1984)4月29日~5月1日、低気圧が発達しながら日本海を東に進んだため、徳島県では南よりの風が強く暖湿気の流入で強い雨が断続して降った。総雨量は上勝町で240ミリ、宍喰町で213ミリ、日和佐町で191ミリを観測した。日降水量の最大値は福原旭で30日に159ミリを観測した。上勝町正木の県道徳島~上那賀線で山肌が100mにわたって崩壊し、県道約3,000立方mの土砂で埋まり全面通行止めとなった。鉄道では牟岐線と高徳線に遅れが生じ、航空便は4便が欠航した。
地理院地図
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参考文献
徳島地方気象台編「徳島県自然災害誌」(徳島県、1997年)、302頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
大雨 低気圧 山崩れ 通行止め
NO.
徳島1062