昭和20年の阿久根台風

災害年月日
1945年10月10日
市町村
愛媛県東温市(重信町)
災害種類
風水害  
概要
昭和20年(1945)10月10日、鹿児島県阿久根に上陸した台風は、瀬戸内海を斜断して山陰沖に出た雨台風であった。松山測候所によると、10日には7日以来の総雨量が308ミリに達していた。重信川は、昭和18年7月水害により決壊した堤防の復旧中であり、復旧工事中の拝志堤防は3箇所で決壊した。原因は豪雨による大出水であるが、戦時中の山林伐採による荒廃も異常出水を招いた。被害は、耕地の流失埋没719町、家屋浸水11,000戸に及んだ。
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原資料
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参考文献
重信町誌編纂委員会編「重信町誌」(重信町、1988年)、55-56頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
阿久根台風 重信川 堤防決壊 拝志 山林伐採
NO.
愛媛4079