昭和9年の干ばつ

災害年月日
1934年00月00日
市町村
愛媛県東温市(重信町)
災害種類
渇水  
概要
昭和9年(1934)は大干ばつで、8月20日午前2時に南吉井村北野田(重信町)の農民80人が大割泉に押しかけ、浮穴村高井(松山市)の泉番の農民3人を袋叩きにして重傷を負わせる事件(大割事件)を起こした。この事件は高井の農民が水利慣行を無視して、大割泉に枠入をして湧出水量を増やそうとしたのに対して、北野田の農民が激怒して発生したものである。訴訟は6年に及び、南吉井村長は浮穴村長に調停を申し入れ和解した。
地理院地図
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参考文献
窪田重治「重信川流域の水利と新田開発について(2)」(重信史談編集委員会編「重信史談 第19号」重信史談会、2000年)、37頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
干ばつ 北野田 高井 大割事件 水利慣行
NO.
愛媛7931