大正4年9月の台風

災害年月日
1915年09月08日
市町村
香川県東かがわ市(引田町)
災害種類
風水害  
概要
大正4年(1915)9月8日午後2時、台風が大隅半島に上陸した後、九州東部を北上し、周防灘から中国地方西部に再上陸し、日本海に抜けた。この台風により、県東部では暴風被害、西部では高潮被害を受けた。大川郡南東部では8日午前5時から9日午後1時頃まで南東の暴風が吹き荒れ、特に小海村では水稲被害がひどかった。相生村では5割減で、川股、坂本の被害は甚大であった。さらに製材工場2棟、隔離病舎不足建物炊事場1棟が倒壊し、病室屋根が破損した。(香川県、高松気象台、引田町等の資料による)
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原資料
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参考文献
引田町史編さん委員会編「引田町史 自然・原始~近世・文化財」(引田町、1995年)、52頁及び59頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 暴風 小海村 相生村
NO.
香川3537