大正9年の洪水

災害年月日
1920年08月14日
市町村
高知県幡多郡
災害種類
風水害  
概要
大正9年(1920)8月14日午後4時頃より小雨が降り始め、翌15日正午頃には豪雨となり、午後5時頃には洪水となり、濁流が各地を襲った。被害は、幡多郡のうち北幡を除き佐賀村より以西宿毛町に至る一帯とその南部の30ヶ町村にわたり、人畜の死傷200を越え、家屋の倒壊・流失450戸、総損害高2,000万円に及んだ。中でも宿毛町では松田川堤防の決壊により家屋の流失・浸水による死者が最も多く、また佐賀、伊豆田、三崎、下川口、小筑紫、宿毛、三原では耕地荒廃、家屋の流失等の損害が甚だしかった。
地理院地図
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参考文献
幡多郡編「幡多郡史」(名著出版、1973年)、134頁及び573-577頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
豪雨 洪水 幡多郡 松田川堤防決壊 死者
NO.
高知3052