昭和50年の台風5号

災害年月日
1975年08月17日
市町村
高知県須崎市
災害種類
風水害  
概要
昭和50年(1975)8月17日9時50分、台風5号が宿毛に上陸し、伊予灘、山口県を縦断して日本海に抜けた。須崎市は集中豪雨となり、須崎市は13時25分に大間、西崎、妙見、土崎、赤崎町に避難命令を出したが、5分もたたずに桜川尾殿堤防130mが決壊し、濁流が土崎・妙見町をひと飲みにした。増水した水位は多ノ郷駅前の県道で最高2m20cmに達した。この時の浸水は昭和21年の南海震災の津波浸水よりも50cm位低かったが、家財の浸水被害額は南海震災入りも数倍も多かった。
地理院地図
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参考文献
井上伝恵「多ノ郷駅の今昔と災害の思い出」(須崎史談会編「須崎史談 第77号」須崎史談会、1988年)、17-18頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
台風 集中豪雨 避難命令 桜川 尾殿堤防決壊
NO.
高知4021