昭和31年の山火事

災害年月日
1956年04月11日
市町村
徳島県美馬市(木屋平村)
災害種類
火災  
概要
昭和31年(1956)4月11日、川原山(八幡)で製炭かまどの天井が落下し、山火事が起こり、強風により飛び火して、県下未曾有の山林大火災になった。村内では、川井郵便局まで延焼し、一時は川井上地域まで危険にさらされ、役場でも重要書類をトラックで三ツ木農協支所まで移した。川井校の園児・児童・生徒は最悪の場合に備えて避難する態勢を整えた。消防団員は村民とともに三日三晩消火に努めた。幸い火は下火になり、死傷者や被災家屋も出なかったが、焼失面積は百数十haに及び、大きな損害を被った。
地理院地図
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参考文献
木屋平村史編集委員会編「改訂 木屋平村史」(木屋平村、1996年)、598頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
山火事 川原山 消火活動
NO.
徳島3984