安政元年の南海地震

災害年月日
1854年12月24日
市町村
高知県
災害種類
地震・津波  
概要
嘉永7年(1854)11月5日、M8.4の地震が起き、高知県・徳島県の沿岸部では地震・津波両面の被害を受けた。この安政南海地震発生の32時間前に安政東海地震(M8.4)が起きていたため、沿岸部では前日から多くの住民が山など高い場所に避難していたため、津波による人的被害は宝永地震時よりも少なかった。それでも、高知県甲浦で17人、土佐市宇佐で70余人(溺死10余人)、同市福島で40人、須崎市で50余人、中土佐町久礼で7人の死者を出した。
地理院地図
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参考文献
村上仁士・上月康則「南海地震津波の特徴と被害軽減対策」(自然災害学会編「自然災害科学Vol.18-2」1999年)、145頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
安政南海地震 安政東海地震 津波 避難 死者
NO.
高知438