昭和35年のチリ地震津波

災害年月日
1960年05月24日
市町村
徳島県阿南市
災害種類
地震・津波  
概要
昭和35年(1960)5月23日午前4時11分にチリ沖で起こった地震によって津波が発生し、翌24日午前2時過ぎから津波が日本沿岸を襲い、各地に大きな被害をもたらした。徳島県下では椿泊から橘にかけて最大の津波が襲い、橘浦奥の福井川沿岸は広範囲に浸水した。津波高は橘町で5m、浅川で4m、小松島で1.62m、徳島で1.4m、鳴門で1.15mであった。橘町では水位が路上1.6mにもなり、全町の75%が被災した。県内の被害は床上浸水1,055戸、床下浸水1,035戸、畑冠水149町歩等に及んだ。(徳島県警調べ)
地理院地図
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備考
橘にはチリ地震津波災害後に堤防がつくられた。
参考画像
参考文献
猪井達雄、澤田健吉、村上仁士著「徳島の地震津波-歴史資料から-」(徳島市立図書館、1982年)、92-93頁
情報源の種類
災害記録、災害体験
キーワード
チリ地震津波 椿泊 橘 福井川
NO.
徳島255