安政元年の南海地震

災害年月日
1854年00月00日
市町村
徳島県徳島市
災害種類
地震・津波  火災  
概要
嘉永7年(1854)、M8.4の安政南海地震が発生した。この研究では、安政南海地震による徳島市の被害を記録した歴史史料をもとに、地震被害を抽出、再整理し、被害の空間分布を示している。これによると、住吉、内町、富田、福島など干拓地で特に被害が大きく、津田、二軒屋など山の近くは被害がなかった。また、火災は市中の各所で発生し、死者73人などの被害が出ていた。さらに、津波は河川への遡上が確認され、津波高は1.5~1.8m、新町では津波で6人の死者が出ていた。
地理院地図
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参考文献
大谷寛・上月康則・黒木裕介・村上仁士「安政南海地震による徳島市の被害」(土木学会四国支部編「土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集Vol.10」(土木学会四国支部、2003年、所収)76-77頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
安政地震 歴史史料 火災 死者 津波
NO.
徳島284