明治25年の高磯山の崩壊

災害年月日
1892年00月00日
市町村
徳島県那賀町(上那賀町)
災害種類
土砂災害  
概要
明治25年(1892)、上那賀町の高磯山崩壊により、那賀川の水がせき止められ、薬師堂が浮いて約300m流され、せき止められた土砂の崩壊により再び元の場所に戻ったと伝えられている。また、せき止めた土砂が決壊した際には、下流にはあらかじめ用意していた空砲があちらこちらの村で鳴らされたり、情報が飛脚や半鐘などで下流に伝えられていた。(「那賀川の民話・伝説」による)
地理院地図
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備考
平谷の妙法寺の薬師堂と平谷八幡神社に関する情報を提供する。
参考画像

参考文献
和田一範・松尾裕治・山本基・武田由美子「四国に伝わる災害の教訓に関する考察」(土木学会土木史研究委員会編「土木史研究講演集Vol.27」2007年)、305頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
高磯山崩壊 那賀川 せき止め 情報伝達 那賀川の民話・伝説
NO.
徳島7359