昭和9年の干ばつ

災害年月日
1934年00月00日
市町村
愛媛県西予市(宇和町)
災害種類
渇水  
概要
昭和9年(1934)春期以来、干ばつにより、上宇和村永長と久枝の間でポンプ使用の可否をめぐり、宇和川の支流深川で水論が発生した。両地区あげての水論は約7年に及び、昭和15年の松山地方裁判所宇和島支部の調停案は「十馬力以内、午前六時~午後六時までとし、同時間内に一度水位が入宇堰底コンクリート面まで低下した時はその日はポンプを中止する」等であった。
地理院地図
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参考文献
門田恭一郎「伊予における水論について(下)」(高須賀康生編「伊豫史談 第318号」伊豫史談会、2000年、所収)、42頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
干ばつ 水論 深川 ポンプ使用 裁判所調停
NO.
愛媛1561