寛政3年の山津波

災害年月日
1791年09月17日
市町村
香川県まんのう町(琴南町)
災害種類
土砂災害  
概要
寛政3年(1791)8月20日、高松藩領全域が大風と洪水に襲われた(「高松藩記」による)。造田村の内田免の黒の谷、森の谷、池の谷、竹の谷一帯に山津波が起こり、土石流が谷地を埋め、濁水が田畑に流入して、耕作不能になったのは、この時のことと思われる。 藩では、山津波を防ぐ対策として、住民から懇願された新池を築造することにした。池は寛政5年(1793)に完成して深田新池と呼ばれ、その後の洪水時には遊水池的な役割を果たした。
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原資料
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参考文献
琴南町誌編纂委員会編「琴南町誌」(琴南町、1981年)、324-325頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
山津波 内田免 高松藩記 深田新池
NO.
香川156