平成23年の台風6号による土砂災害

災害年月日
2011年07月19日
市町村
高知県北川村
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
平成23年(2011)7月19日、台風6号により、奈半利川流域の平鍋観測所では最大24時間雨量798ミリ、連続雨量1,067ミリという未曾有の豪雨を記録し、平鍋地区、小島地区、和田地区で深層崩壊を起因とした土石流が発生した。特に平鍋地区では、国道493号の寸断や、平鍋ダム貯水池への土石流流下に伴い発生した段波がダム堤体部を越流するといった影響があった。この報告では、災害発生直後に実施した航空レーザー計測の結果にもとづき、航空レーザー計測の有効性が示されている。
地理院地図
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備考
北川村平鍋に大谷川土砂災害の伝承碑が建立されている。
参考画像
参考文献
桜井亘・鷲尾洋一・高川智・江川真史・島田徹・笠原拓造・渡辺隆吉「高知県東部(奈半利川流域)における平成23年台風6号に伴う緊急土砂災害調査」(砂防学会編「砂防学会研究発表会概要集Vol.61」、2012年)、258-259頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
台風 豪雨 深層崩壊 平鍋 航空レーダー計測
NO.
高知5466