昭和14年の干ばつ

災害年月日
1939年00月00日
市町村
香川県
災害種類
渇水  
概要
昭和14年(1939)6月30日~9月9日の72日間の雨量は36.4ミリで、水稲成育に決定的な障害を及ぼした。ため池水を放流して大半は植え付けを完了しが、7月下旬には田面が枯渇し、亀裂を生じて、枯死する水稲が続出した。8月に入ると、県下のため池は三豊郡の一部を除いて残水皆無となり、水稲の被害が激増した。被害農家戸数は68,332戸で、このうち収穫皆無は21,236戸、7割以上減収は18,936戸に及んだ。この干ばつを機に、寒川町の門入池、三木町の小川下池が築造され、満濃池の嵩上げが行われた。
地理院地図
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参考文献
香川県農業史編集委員会編「香川県農業史」(香川県農業改良普及会、1977年)、155-159頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
干ばつ 水稲被害 門入池築造 小川下池築造 満濃池嵩上げ
NO.
香川1623