明治23年の洪水

災害年月日
1890年09月11日
市町村
高知県中土佐町(大野見村)
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
明治23年(1890)9月11日午前中、大雨となり、川は増水、氾濫し、12時頃には山が崩れた。田畑は一面の泥海と化し、濁流により材木、馬、家屋が流れた。12時~1時までが最もひどかったようであるが、急に水が引いたので、人々はおかしいと思いつつも、減水したため安心していたところ、1時間後に山鳴り、地響きが起こり、大濁流が押し寄せたため、人々は山などに避難した。翌日になって、奥地から失った人や馬を探して人が来て、倉川の山の大ヅエで堰き止められていた濁流が一挙に流れ出たことが分かった。
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原資料
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参考文献
大野見村史編纂委員会編「大野見村史」(大野見村、1956年)、63-66頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
大雨 山崩れ 行方不明 堰き止め
NO.
高知573