大正9年の洪水

災害年月日
1920年08月15日
市町村
高知県三原村
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
大正9年(1920)8月15日、16日、大洪水が発生し、三原村は有史以来の大災害を受けた。被害は死者19人、負傷者15人、牛馬の圧死4頭、流失2頭、住家の流失13戸、埋没・破壊60戸、半潰80戸、浸水100戸、非住家の全潰100戸、半潰30戸、流失30戸、浸水400戸、山林崩壊1万箇所、田地の流失・埋没114町5反歩、10年以上荒地免租地66町9反歩、畑地の荒廃13町歩余、その他至る所で道路が流失・埋没し、堤防が決壊・流失し、一望荒原連続して復旧は容易ではないと思われた。(村会での村長報告による)
地理院地図
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備考
この災害時に、三原村は神戸の鈴木商店から多額の支援をいただいていたため、平成7年の阪神大震災の時には、その恩返しとして神戸市等に対して50万円と白米4トンを送り届けた。
原資料
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参考文献
三原村史編纂委員会編「新編 三原村史」(三原村、2003年)、473-481頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
洪水 死者 山林崩壊 堤防決壊
NO.
高知621