平成6年の渇水

災害年月日
1994年06月00日
市町村
高知県本山町
災害種類
渇水  
概要
平成6年(1994)、早明浦ダム流域では、6月下旬から7月中旬の1ヶ月間の雨量は29ミリで、平年の8%と過去40年間で最も少ない量を記録した。このため、早明浦ダムの利水容量は初めて底をつき、発電専用用水で生活用水の補給を行った。高松市では5時間給水が約1ヶ月も続くなど市民生活に大きな影響が出た。また、吉野川水系水利用連絡協議会の合意のもと、早明浦ダムの貯水量の減少に合わせてダムから吉野川への補給が削減された。しかし、早明浦ダムがなかったら、もっと大きな影響が出ていた。
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原資料
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参考文献
国土交通省四国地方整備局吉野川ダム統合管理事務所編「平成6年夏渇水における早明浦ダムの記録」(国土交通省四国地方整備局吉野川統合管理事務所、発行年不明)、1-18頁
情報源の種類
災害記録、災害体験集
キーワード
渇水 早明浦ダム 取水制限 発電専用用水 吉野川水系水利用連絡協議会
NO.
高知1041