明治32年の鈴川山の崩壊

災害年月日
1899年09月08日
市町村
徳島県阿波市(土成町)
災害種類
土砂災害  
概要
明治32年(1899)9月8日、鈴川山の一部が大崩壊し、下手の樫原部落に土砂が流れ落ち、家8棟が埋没し、死者7人、馬1頭を失い、下流の耕地は土砂で壊滅した。 なお、昭和26年に樫原奥地の山地に一大亀裂が発見され、過去の経験から考えて崩壊すれば大惨事を引き起こすことが懸念されたため、土成村は県に実地調査を依頼するとともに、国に陳情し、地すべり予防工事を実施した。岡の山・鈴川山の崩壊地復旧工事及び関連工事は昭和12年度までにほとんど完了した。
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原資料
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参考文献
土成町史編纂委員会編「土成町史 上巻」(土成町史編纂室、1975年)、396-397頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
鈴川山の崩壊 死者 崩壊地復旧工事
NO.
徳島534