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条件:愛媛県 愛南町(城辺町)
大正9年(1920)7月2日、集中豪雨のため、蓮乗寺川は氾濫し、僧都川は至る所で堤防が決壊し、田畑を押し流し、人家を襲った。また、海岸地帯では各所でがけ崩れが起こり、特に大浜では山津波となった。この山津波のため、死者3人を出した。 続きを読む
昭和5年(1930)6月~9月、南宇和郡一帯は明治27年(1894)以来の大干ばつに見舞われた。特に城辺町の被害は甚大で、北裡以西の地域は田植えもできない状況となった。僧都川の水は無くなり、長野の大池や永ノ岡・瀬戸谷の池も底が見えるようになり、稲田は白く乾いて... 続きを読む
昭和5年(1930)7月初めから8月にかけて降雨がなく、稲は枯死状態になった。大森山頂で仏式の雨乞い祈願を行うなどしたが、雨は降らなかった。このため、城辺町長は、町内に4つの大井戸を掘り、モーターで汲み上げることと井手をつくる計画を立てた。この年には間に合わな... 続きを読む
昭和7年(1932)7月1日に降った雨によって蓮乗寺川があふれ、城辺商店街の中へ流れ込んだ。もともと城辺商店街の中町は蓮乗寺川を付け替えして形成された街であり、土手を完全なものにする必要性に迫られていた。そこで矢の町から中町の裏、高野山の下を通って久保に至る土... 続きを読む
昭和18年(1943)7月21日~25日、豪雨のため、南宇和郡内一帯は大被害を被った。城辺町内の僧都川で2箇所が決壊し、伊勢町、矢の町、中町、北裡から古町の全部の家屋が床上まで浸水した。流失家屋は9戸、死者は1人であった。町では応急措置として町内全戸を動員して... 続きを読む
昭和18年(1943)7月21日から26日まで降り続いた大雨により、僧都川の堤防は2箇所崩壊し、濁流は城辺市外に流れ込んだ。民家はすべて床上浸水となった。水稲の被害も甚大であった。また、7月22日の夕方には、久良真浦の後の山が崩れ、民家6戸をつぶし、警防団員4... 続きを読む
昭和20年(1945)9月17日から18日に襲来した枕崎台風により、農作物は徹底的な打撃を受けた。海岸地区の段畑だけでなく、平坦地や谷間の水稲も収穫皆無の被害を受けた。 続きを読む