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条件:愛媛県 東温市 渇水
昭和9年(1934)、大干ばつ。冬期から降雨が少なく、植付期になっても降雨なく、各水利組合では会合を重ね、昼夜兼行で田植えの完了に努めた。7月20日頃には田植えが終わったものの、養い水なく、稲は枯死し、田は真っ白に亀裂を生じた。8月になっても穂水がなかったので... 続きを読む
昭和9年(1934)の干ばつには、菖蒲堰で「大落水」という慣行が行われた。これは、下堰側の5地区で用水が不足して、番水制度を実施しても満たされない時に、上堰の地区に請求して、その分水の一部を受益するというものであった。(「重信町誌」による) 続きを読む
昭和9年(1934)は大干ばつで、8月20日午前2時に南吉井村北野田(重信町)の農民80人が大割泉に押しかけ、浮穴村高井(松山市)の泉番の農民3人を袋叩きにして重傷を負わせる事件(大割事件)を起こした。この事件は高井の農民が水利慣行を無視して、大割泉に枠入をし... 続きを読む