18件のアーカイブスが見つかりました。
条件:香川県 高松市(庵治町、牟礼町)
宝永4年(1707)、地震により、五剣山が崩壊した。五剣山の山頂には浮き石状となった火山角礫岩が見られる。この研究では、過去の南海地震の斜面災害について歴史資料及び現地調査に基づき、南海地震の斜面災害の特徴を報告している。 続きを読む
宝永4年(1707)の地震により、高松市東部にある五剣山は岩峰の一部が崩落し、四国八十八箇所の八十五番札所の八栗寺に大きな被害を与えた。崩れた岩峰は、凝灰角礫岩が屏風岩のようにせせり立っており、水平の分離面から墓石が転倒するように崩落したと推定される。また、宝... 続きを読む
宝永4年(1707)10月4日、M8.6の地震による大津波が四国沿岸域に壊滅的な被害をもたらした。香川県では、宝永地震により高松で死者29人の被害が出た。また、地震動により、高松市牟礼町にある五剣山の東の峰が崩れた。この稿では、四国の宝永地震・津波に関する史料... 続きを読む
宝永4年(1707)10月4日、南海地震により、五剣山のうち五の峰(東端の峰)が崩れ落ちた。牟礼町教育委員会・香川大学工学部長谷川研究室の調査(2002)によれば、崩落した岩塊は、五の峰北部の峰が主として庵治町側に、南部の峰が牟礼町側を襲ったと推定されている。... 続きを読む
宝永4年(1707)10月4日の地震により、高松市の旧牟礼町・庵治町の境に位置する五剣山が崩落した。五の峰南東のそそりたった上半分が崩落し、崩落した岩塊は五の峰の牟礼町側を襲った。五の峰の急崖を構成している火山角礫岩の中には、強度が比較的小さな凝灰岩層が水平に... 続きを読む