昭和49年の千坊の山崩れ

災害年月日
1974年07月21日
市町村
徳島県三好市(山城町)
災害種類
土砂災害  
概要
昭和49年(1974)7月21日夜から、山城町末貞の通称千坊の山で土砂や岩石が崩れ出した。町では山崩れ災害対策本部を設置し、住民75人を避難させるとともに、国道出張所や警察と連絡を取り、国道32号の全面通行止めを行い、現場の監視等を行った。24日午後9時30分、ついに大音響とともに長さ10m、高さ15mにわたって崩壊し、巨岩の落下により全壊1戸、半壊2戸の被害をこうむった。建設省は住宅の裏側に落石防護のH鋼のサクを8月15日までに建設した。また、県も崩壊した山腹に防護サクを設置した。
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原資料
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参考文献
山城町20年史編集委員会編「山城町二十年史」(山城町、1978年)、409-410頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
山崩れ 千坊の山 国道32号
NO.
徳島808