昭和38年の豪雪

災害年月日
1963年01月25日
市町村
愛媛県内子町(小田町)
災害種類
雪害  
概要
昭和38年(1963)、前年の大晦日から雪が降り始め、1月25日頃には平坦地で1.7mを超す積雪となり、交通は全面的に麻痺状態となった。町内の小・中・高校はたびたび臨時休校となり、郵便、電話も不通となった。町民は連日屋根や道路の除雪作業に当たったが、町内の映画館等4箇所が倒壊する被害が起こった。小田深山地域は全くの孤立状態になり、消防団員がそりを急ごしらえして、急患を乗せて20km離れた医院まで運ぶなどした。町からの要請により、深山地域に自衛隊機による救援物資の投下が行われた。
地理院地図
Googleマップ
参考文献
林與一郎編「小田町誌」(小田町、1985年)、456-458頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
豪雪 交通途絶 孤立 消防団員 自衛隊
NO.
愛媛4336