平成17年の台風14号

災害年月日
2005年09月06日
市町村
愛媛県肱川流域
災害種類
風水害  
概要
平成17年(2005)9月6日~7日、台風14号が肱川流域の西側をゆっくり通過したため、降雨継続が長く雨量が多かった。平成16年の台風16号と比較して、鹿野川ダム上流域の降雨量は約1.5倍となり、鹿野川ダム地点の流入量も多かった。しかし、平成16年の台風16号に比べて、大洲地点の水位は36cm低く、被害も住宅浸水戸数で262戸、床上浸水戸数で152戸少なくなった。台風14号による出水では、野村ダムと鹿野川ダムが洪水ピーク時の流入量を調節し、大洲地点の水位を約40cm低下させたことが検証された。
地理院地図
Googleマップ
備考
速報版vol2(平成17年9月16日)による。
参考文献
国土交通省四国地方整備局大洲河川国道事務所・山鳥坂ダム工事事務所・野村ダム管理所・愛媛県編「平成17年台風14号-平成16年台風16号との比較及びダムの洪水調節効果について-」(国土交通省四国地方整備局大洲河川国道事務所・山鳥坂ダム工事事務所・野村ダム管理所・愛媛県、2005年)、1-15頁
情報源の種類
災害記録、災害体験集
キーワード
台風 鹿野川ダム 野村ダム 洪水調節効果
NO.
愛媛8603