慶応2年寅年の洪水

災害年月日
1866年09月15日
市町村
香川県まんのう町(仲南町)
災害種類
風水害  
概要
慶応2年(1866)8月7日、雨が降り始め、翌日にさらに激しい大雨となった。山々からの濁流により、岸上、五條以下では河川が氾濫し、琴平市中では床上でも膝を没する状態であった。金毘羅宮の鞘橋は激流に押し流され、金倉川筋一帯は海のようになり、付近の建物はほとんど流亡した。大水は3日に及び、田畑は土砂で埋没し、農作物の損害は甚大であった。人畜の死傷数は明かではないが、妙齢の婦女が河原で亡くなった、流された家の上にいた人が助かったなどの目撃談がある。(「仲多度郡史」による)
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原資料
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参考文献
仲南町誌編集委員会編「仲南町誌」(仲南町、1982年)、67頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
大雨 洪水 金倉川 死者 仲多度郡史
NO.
香川2179