弘仁9年の満濃池の決壊

災害年月日
0819年00月00日
市町村
香川県まんのう町(満濃町)
災害種類
風水害  
概要
弘仁9年(818)、満濃池が決壊した。満濃池は大宝年間(700年頃)に始めて築かれたが、110年ほどたって決壊したことになる。この時、讃岐の国司・清原夏野は朝廷に対して復旧を歎願した。朝廷は築池の別当として路ノ真人浜継を讃岐に派遣して復旧に当たらせたが、築いては崩れたため工事は一向にはかどらなかったため、国司は再度朝廷に空海を修築の責任者として派遣するよう要請した。朝廷の派遣命令を受けた空海は、民衆たちを指揮し、わずか2ヶ月で満濃池の修築工事を完成させたと言われている。
地理院地図
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参考文献
香川県土地改良事業団体連合会編「香川県土地改良事業団体連合会50年史」(香川県土地改良事業団体連合会、2008年)、266-269頁
情報源の種類
その他文献等
キーワード
満濃池決壊 清原夏野 路ノ真人浜継 空海
NO.
香川5529