昭和38年の台風9号

災害年月日
1963年08月10日
市町村
高知県物部川流域
災害種類
風水害  
概要
昭和38年(1963)8月9日9時過ぎ、台風9号が宮崎・大分両県の県境付近に上陸し、ゆっくり北西に進み、10日3時頃門司西方から日本海に出た。この台風は高知県下に大きな被害をもたらし、中でも渡川、仁淀川水系の被害が甚大であった。物部川水系でも死者1人、負傷者1人、家屋の流失・全壊6戸、半壊・床上浸水545戸、床下浸水513戸、被災農地1,178ha、国道30箇所、被害総額2億4,367万円の被害が出たが、上流ダムの治水効果と下流の護岸等の整備により、被害は比較的軽微になったと考えられる。
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原資料
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参考文献
建設省高知工事事務所編「高知工事事務所四十年史」(四国建設弘済会、1987年)、157頁及び162-163頁
情報源の種類
その他文献等
キーワード
台風 渡川 仁淀川 物部川 死者
NO.
高知4778