昭和21年の南海地震

災害年月日
1946年12月21日
市町村
徳島県海陽町(海南町)
災害種類
地震・津波  
概要
昭和21年(1946)12月21日4時19分、紀伊半島沖で発生したM8.1の南海地震により、徳島県下の被害は死者202人、全壊家屋602戸、流失家屋413戸、半壊家屋914戸に及んだ。そのうち、沿岸部の被害はほとんどが津波によるものであった。この研究では、徳島県下で最も大きな被害を受け85人の死者を出した浅川について、昭和南海地震津波の実態調査を行い集落の浸水分布を明らかにするとともに、陸上における津波の流動特性を考察し、津波の危険度の評価を行っている。
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備考
海陽町浅川出張所前には震災後50年南海道地震津波史碑が建立されている。
参考画像

参考文献
村上仁士・島田富美男・細井由彦・見附敬三「徳島県浅川に遡上した1946年南海地震津波の挙動とその危険度の評価に関する研究」(自然災害学会編「自然災害科学Vol.4-2」自然災害学会、1985年、所収)12-26頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
昭和南海地震 津波 浅川 死者
NO.
徳島286