昭和9年の大割泉の水論

災害年月日
1934年08月20日
市町村
愛媛県東温市(重信町)
災害種類
渇水  
概要
昭和9年(1934)8月20日午前2時頃、北野田の農民約80人が大割泉に押しかけ、その泉を守っていた高井の農民3人を袋だたきにして重傷を負わせた。この年は大干ばつで、灌漑水不足のため、8月10日に高井の農民が大割泉に慣習違反の枠を入れて取水したことが原因であった。裁判で争うこと6年に及んだが、昭和14年に南吉井村長が浮穴村長に調停の申し入れを行い、双方和解に同意し、円満解決をみた。
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原資料
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参考文献
重信町誌編纂委員会編「重信町誌」(重信町、1975年)、353-355頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
干ばつ 水論 大割泉 北野田 高井
NO.
愛媛914