昭和9年の干ばつ

災害年月日
1934年07月27日
市町村
愛媛県八幡浜市(保内町)
災害種類
渇水  
概要
昭和9年(1934)7月27日~8月末まで、平坦部では雨量が少なく、大干ばつとなった。(「愛媛県史概説」による)西宇和郡町村会では、9月1日付けで11項目の干害対策共同陳情書を国と県に提出した。それによると、「60年来の干害にして、池水河川の流水全く枯渇し水稲植付不能のもの多く植付を了したものも、その後、打続く干天のため、田面亀裂を生じ枯死するもの続出し収穫皆無のもの少なからざる状態。甘藷、柑橘、梨、大豆、小豆、里芋、茄子、茗荷の被害激減で収穫皆無のものもある。」(保内町産業課資料)
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原資料
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参考文献
保内町誌編纂委員会編「改訂版 保内町誌」(保内町、1999年)、52頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
干ばつ 愛媛県史 干害対策共同陳情書
NO.
愛媛1123