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条件:徳島県 神山町 風水害
天保7年(1836)及び8年(1837)の夏から秋にかけて大雨が続き、全国を通じて四分二厘と称する稀有の大凶作となった。米麦その他の食料品は欠乏し、貧者は常食であるそば、いも、稗の粉も口に入らず、つぶろ(マンジュシャゲの根)、樫の実、甘藷のつる等を粉にして食べ... 続きを読む
天保14年(1843)7月6日晩から7日朝にかけて風雨が強くなり8日まで雨が降り続き、河川の氾濫により大きな被害を招いた。7月7日の風雨が激しかったため、七夕水と言われている。(上山村上分の庄屋栗飯原家文書による) 続きを読む
大正4年(1915)9月朝から暴風雨が襲来し、夜には風雨がますます強くなったが、夜半過ぎ頃からようやく小降りになり、後に雨は止んだ。午前4時頃から3時間余り、西からのいわゆる「から風」が強く吹きまくった。これに台風一過後の朝日が差すと、稲は一面の真っ白な穂と化... 続きを読む
昭和13年(1938)9月5日、台風が室戸岬方面から本県中央部を通過したため、北東の強風に加えて10m先も見えないほどのしのつく雨が降った。山津波が吹き出し、水が噴出して、上山街道は寸断され交通は途絶し、川又のまちにも洪水が溢れた。村内の被害は、死者男3人、女... 続きを読む
昭和13年(1938)9月5日朝から、雨が強くなり、風が加わって、大洪水により田畑は流失し、家は崩れ、県道、町村道及び橋梁は流失し、交通・通信は途絶した。翌日、村当局と村民は復旧に全力を注ぎ、全吏員を動員して被害の調査と衛生及び救済に努めた。県からは救援物資、... 続きを読む
昭和13年(1938)9月5日、台風により山分地方と鮎喰川沿岸地方一帯は洪水により大きな被害を受けた。被害は、上分上山村で死者3人、行方不明3人、家屋流失55戸、全半壊34戸、罹災者251人、下分上山村で死者3人、家屋流失46戸、全半壊27戸、罹災者255人、... 続きを読む