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条件:高知県 土砂災害
宝永4年(1707)10月4日の南海地震により、「越知町史」によると、越知町鎌井田の舞ヶ鼻が崩壊し、仁淀川がせき止められて天然ダムが形成された。崩壊地の対岸には角礫状の巨礫を多く含む台地状地形が存在し、河道閉塞地点であることが分かる。河道閉塞を起こした地すべり... 続きを読む
宝永4年(1707)10月4日、東南海地震(M8.4)と南海地震(M8.4)がほぼ同時に起こり、室戸市の佐喜浜川上流では加奈木崩れが発生した。 続きを読む
宝永4年(1707)、地震により、加奈木崩れが発生した。加奈木の崩えでは岩盤クリープの地形的特徴である線状凹地や山向きの低崖が見られる。この研究では、過去の南海地震の斜面災害について歴史資料及び現地調査に基づき、南海地震の斜面災害の特徴を報告している。 続きを読む
宝永4年(1707)の地震により、室戸市の佐喜浜川源頭部で加奈木の崩えが発生した。加奈木の崩えは、山向き小崖や線状凹地の発達する緩斜面の縁辺部の急斜面に当たり、トップリングによる緩みの著しい斜面から深層崩壊が発生したと推定されている。その後1746年に土石流が... 続きを読む
宝永4年(1707)の地震あるいは延享3年(1746)の豪雨災害の時に、加奈木崩れが発生したとされているが、それより数百年前に発生した可能性があるとの説もある。このため、この研究では支流のせき止め堆積物中の材の14C年代に基づいて、加奈木崩れの発生時期が推定さ... 続きを読む
宝永4年(1707)の地震時に、室戸市の佐喜浜川の源頭部で岩屑流が発生し、その後延享3年(1746)に土石流が発生したと推定されている。この研究では、宝永地震で崩壊したと伝えられている加奈木の崩えを対象に、空中電磁法による比抵抗構造と現地調査による地質構造を比... 続きを読む
宝永4年(1707)の地震により、室戸市佐喜浜川の源頭部で大規模崩壊が発生し、加奈木の崩えと呼ばれている。加奈木の崩えでは、大正6年から昭和39年の47年間にわたる治山工事によって、斜面は小康状態を保っているが、トップリングにより緩んだ斜面は今後、巨大地震が発... 続きを読む
宝永4年(1707)の地震あるいは延享3年(1746)の豪雨(?)により加奈木崩れが発生したと考えられているが、その起源は明確ではなかった。崩壊地の地質と地形の調査により、加奈木崩れは宝永地震時に大規模崩壊が発生し、1次堆積物としての岩屑流堆積物が堆積し、17... 続きを読む