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条件:高知県 田野町
明和2年(1765)8月2日~3日の大風雨、大洪水、大浪により、田野町に水が入り、大橋、新町橋が落ちた。橋本の家が3軒波に流され、東町では潰家が数々あった。8月8日夜にも大暴風雨があり、被害は甚大であった。 続きを読む
明和8年(1771)8月20日夜から大暴風雨となり、長法寺の銀杏の大木が倒れて本堂にもたれた。福田寺の大松が大門にかやり、人家の瓦はほとんど飛び、漁船は浜に打ち上げられて壊れ、奈半利川の洪水で保佐が散乱し、木の番人が波にさらわれて死んだ。 続きを読む
明和9年(1772)8月12日より20日まで降り続き、20日夜5ツ(午後8時)過ぎから大風が吹き出した。前代未聞の大時化となり、福田寺大門が吹き倒され、薬師前の大松が折れ、長法寺の銀杏が倒れて本堂にもたれかかり、浄土寺、西福寺とも大きな被害を受けた。自宅の棟瓦... 続きを読む
安永3年(1774)6月23日、大時化、波入り、流家、死者あり。(「田野文化史」による)奈半利町史考には「大風雨大波、加領郷の磯辺の家21軒のうち20軒潰れ、死3、漁船16流」と記されている。 続きを読む
安永3年(1774)9月1日夜9ッ時(12時頃)より風が吹き出し、2日明け方大浪が町中に入り、東町、中芝、前芝、松ノ下の家は残らず打ち潰された。芝町、寺町の南側の家2、3軒が倒壊し、町筋通りはなかった。新町では波が越えて、住吉前の西の家が打ち潰された。人々は町... 続きを読む