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昭和21年(1946)12月21日、南海地震が発生した。この論文では、愛南町の久良小学校の協力のもと、全児童51人に対して昭和南海地震などの地震体験談を聞くという課題を与えて、地震体験談を収集するとともに、ヒアリング調査を行うなどして体験談の活用について検討を... 続きを読む
安政元年(1854)、南海地震が発生した。この研究では、徳島県沿岸部の歴史資料(書籍、地方誌、石碑)から、安政南海地震(1854年)及び昭和南海地震(1946年)の住民行動を検証し、当時の津波に関する言い伝えなどの教訓との関係について分析を行っている。 続きを読む
平成19年(2007)8月29日13時10分頃、徳島市国府町で竜巻が発生した。徳島県によると、竜巻の被害は建物損壊18箇所、農業被害700万円相当に及んだが、幸い人的被害はなかった。この報告では、残された竜巻の痕跡と写真やビデオ映像をもとに、竜巻中心付近の風速... 続きを読む
宝永4年(1707)の地震により、高松市東部にある五剣山は岩峰の一部が崩落し、四国八十八箇所の八十五番札所の八栗寺に大きな被害を与えた。崩れた岩峰は、凝灰角礫岩が屏風岩のようにせせり立っており、水平の分離面から墓石が転倒するように崩落したと推定される。また、宝... 続きを読む
安政元年(1854)11月5日の南海地震に伴う土砂災害により、三崎村で天然ダムが形成されたと言われている。現地調査等の結果、地震により三崎川上流で大規模斜面崩壊が発生し、河道閉塞により天然ダムが形成され、2日後の余震によって天然ダムは決壊し、洪水段波が襲ったと... 続きを読む
平成16年(2004)の台風により、香川県西部・三豊地域では、水害と土石流、高潮被害を伴う複合災害が発生した。この報告では、1年間に集中して大きな被害をもたらした平成16年の風水害と避難の関わりが考察されている。 続きを読む
宝永4年(1707)10月4日の南海地震により、「越知町史」によると、越知町鎌井田の舞ヶ鼻が崩壊し、仁淀川がせき止められて天然ダムが形成された。崩壊地の対岸には角礫状の巨礫を多く含む台地状地形が存在し、河道閉塞地点であることが分かる。河道閉塞を起こした地すべり... 続きを読む
平成22年(2010)2月27日15時34分(日本時間)にチリ中部沿岸で発生したM8.8の地震による津波が、28日から3月1日にかけ日本の太平洋沿岸を中心に津波を観測した。須崎港では28日19時42分に128cmを観測し、これは日本国内で観測された津波観測値の... 続きを読む
昭和21年(1946)、南海地震が発生した。この研究では、徳島県沿岸部の歴史資料(書籍、地方誌、石碑)から、安政南海地震(1854年)及び昭和南海地震(1946年)の住民行動を検証し、当時の津波に関する言い伝えなどの教訓との関係について分析を行っている。 続きを読む