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条件:徳島県 海陽町(海部町)
慶長9年(1604)12月16日、地震が起こった。鞆浦北町の大岩記には、亥の刻(午後10時)に大海三度鳴り、高さ10丈の逆浪が7度来たため、男女100余人が海に沈んだので、後世に伝える旨が記されている。また、宍喰町の大日寺に残された「慶長九年大変年代書記」には... 続きを読む
宝永4年(1707)10月4日、地震が起こった。鞆浦北町の宝永地震津波の大岩碑には丈余(約3m)の津波が3回来襲したが、地震後に津波が来るという言い伝えを考慮していたため、死者は出なかったということが記されている。また、浅川の観音庵の地蔵尊の台座には、引き潮に... 続きを読む
宝永4年(1707)10月4日、わが国最大級の東海・東南海・南海地震が同時に起きた。この冊子には、宝永地震に関する石碑等として、海陽町浅川の観音堂「地蔵尊台石」及び「宝永ノ津波碑」、鞆浦の大岩「慶長・宝永地震津波碑」に関する情報が掲載されている。 続きを読む