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条件:高知県 四万十町 風水害
明治40年(1907)9月6日、低気圧が九州西岸から山口県に向けて北上した。県下では4日から大雨となり、雨量は田野々(大正町)で444ミリ、梼原町で613ミリ、窪川で455ミリに達した。四万十川流域では明治23年以来の大洪水となり、中村町では浸水家屋500戸、... 続きを読む
明治42年(1909)8月6日、台風が土佐沖を通過して、九州西部に上陸した。この台風は進路が判然とせず、天候が急変したため漁船の遭難が著しかったという。下川口漁港から足摺岬に出漁中の19隻のうち3隻だけしか帰着しなかったほどの災害であった。 続きを読む
明治44年(1911)8月15日、台風が鹿児島から四国地方に襲来し、徳島方面に抜けた。山地では雨量が400ミリに達したが、特に窪川地方で被害が大きかったという。吉野川も大洪水となり、阿波の国では土佐台風と呼ばれた。 続きを読む
大正元年(1912)8月23日、台風が土佐沖を北上し、県中央部から東部に上陸した。特に東部では暴風雨となり、被害は甚大となった。高潮も加わり、安芸郡で死者が多数出た。室戸では、無数の怪火が暗空を飛び、昼のような明るさであったと伝えられている。津波による港の被害... 続きを読む
大正3年(1914)7月7日頃から、台風による降雨が激しくなり、四万十川上流では700ミリを超える大洪水となった。窪川付近でも風や出水による損害に加えて、7月26日にも台風が来たため、月の雨量は1,200ミリを超えて日照不足となり、稲の生育は良好とならず、その... 続きを読む