59件のアーカイブスが見つかりました。
条件:高知県 越知町 風水害
明治41年(1908)8月10日、台風が土佐沖を通過した後、小低気圧が停滞し、大雷雨になった。雨量は越知で398ミリに達し、11日午前1時に出水し、越知町では平水より最高で2丈5尺余の出水となった。被害は浸水家屋52戸、浸水田50町歩、浸水畑15町、宅地1.1... 続きを読む
明治44年(1911)8月15日、台風が鹿児島から八幡浜近くを通過した。雨量は越知で318ミリに達し、越知町市街地は高地にもかかわらず嘉永2年(1848)以来63年ぶりの大洪水となった。仁淀川、坂折川ともに3丈8尺余の出水で、家屋の床上浸水48戸、流失6戸、半... 続きを読む
大正7年(1918)7月12日、台風が豊後水道を北上し、2日間連続の大雨により仁淀川は大洪水となった。雨量は名野川で566ミリに達し、堤防が決壊し、家屋の全壊・半壊131戸、流失25戸の被害が出た。 続きを読む
昭和2年(1927)8月26日昼から降り出した豪雨は夜になってますます激しくなり、夜中大雨と雷が続いた。稲村で黒森山の東急斜面の大崩壊により家屋4戸が全壊、流失し、死者9名を出すとともに、耕地は石原の荒れ地と化した。鎌井田では用水谷の上方で崩壊が起こり、山津波... 続きを読む
昭和3年(1928)8月29日、台風が九州東岸を北上した。29日夕刻に暴風雨となり、30日午後4時半頃、越知町坂折橋が流失し、2名行方不明となった。田畑の被害も甚大であった。 続きを読む
昭和9年(1934)9月21日、室戸台風が奈半利に上陸し、県内の死者・行方不明122人、家屋の全壊1,956戸、半壊2,565戸、流失923戸の被害が出た。越知の雨量は293.5ミリに達した。越知の被害は不明である。 続きを読む
昭和20年(1945)9月17日、枕崎台風が枕崎に上陸し、米子に抜けた。仁淀川は大洪水となり、さらに吾川村の猿橋ダムに接続する山崩れで貯水氾濫し、仁淀川の増水を加速したため、越知下渡しでは嘉永2年(1848)洪水以上の大水となった。今成では2階まで浸水し、役場... 続きを読む