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仁和3年(887)7月30日、地震により、庁舎転倒し、津波あり死傷多し。(「理科年表」による)/本県の記録はないが、次の記事でその規模が分かる。「三代実録」によると「申刻地大いに震動す数刻を経て尚止まず、東西京の家往々転ぷく圧死する者多し或は失神頓死する者あり... 続きを読む
仁和3年(887)7月30日16時頃、M8.6の地震が発生した。この地震は、京都付近の寺社家屋の被害状況から、南海地震の中で最大の地震と推定され、宝永地震(M8.4)よりもさらに大きな地震であったようである。しかし、土佐に関する史料は全くない。 続きを読む
仁和3年(887)7月30日、紀伊半島沖を震源とするM8.6の大地震により、京都で官庁、寺院が多数倒壊し、多くの圧死者を出した。また、大津波が四国、紀伊半島及び大阪湾一帯を襲い、多くの溺死者が出たが、中でも大阪の被害が最も大きかったようである。震源、地震の規模... 続きを読む
仁和3年(887)7月30日16時頃、京都をはじめ五畿七道の諸国で大地震があり、津波は摂津の国で最も甚だしかったと記録されている。高知県でも大地震・津波によって被害があったと考えられるが、高知県に関する記録は何も残っていない。 続きを読む
仁和3年(887)7月30日、南海道沖で地震が起こり、津波を伴った。津波による被害は摂津で最も甚だしかった。四国の被害に関しては何らの記載もないが、震害、浪害ともにあったと推測される。 続きを読む