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条件:香川県 渇水
昭和14年(1939)、前年11月より降雨が少なく、この年5月、6月に少雨、7月、8月に各1回少雨があっただけで、明治27年以来の大干ばつとなった。長尾町での被害は、作付面積450haに対して、植え付け不能田14ha、収穫皆無68ha、7割以上減収9.5ha、... 続きを読む
昭和14年(1939)、香川県は大干ばつに見舞われ、高松市も農作物に大きな被害が出た。高松市では、水稲作付予定面積125町のうち、3町が植え付け未了となり、干害による損害見込額は水稲8,626円、果樹1,500円、蔬菜10,470円、除虫菊196円の合計20,... 続きを読む
昭和14年(1939)、大干ばつ。この時には、新池神社の二宮神官が一週間高塚山の山上でお籠もりし雨乞い祈願をした。その期間中、新池掛かりの水親は交代で社前で大火焚きをし、満願の日には農家の人たちが松明を持って峰を歩いた。これは山で雨乞いの火を焚くと竜が天に昇り... 続きを読む
昭和14年(1939)は例年の半分しか雨が降らず、大干ばつとなった。7月23日、香川県藤岡長敏知事は滝宮天満宮で雨乞い祈願をし、8月1日より3日間城山神社でも降雨祈願をした。また、県は各市町村に雨乞いをするよう通達を出した。由良山、上佐山でも3度ほど雨乞いの火... 続きを読む
昭和14年(1939)6月30日~9月9日の72日間の雨量はわずか36.4ミリで、水稲成育に障害をきたした。7月下旬には県下各地のため池の貯水は極度に減少し、田面は亀裂を生じて枯死する水稲が続出した。7月23日には、藤岡知事自ら祭主となり、関係者30余名ととも... 続きを読む