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条件:愛媛県
昭和20年(1945)10月9日、台風20号が松山を通過した。重信川流域の流量は出合地点で1,040立米/秒(推定)、湯渡地点で250立米/秒(推定)となった。9月の枕崎台風で弛緩していた堤防は各所で決壊し、被害は耕地の流失・埋没約720ha、浸水家屋11,2... 続きを読む
昭和20年(1945)10月9日、集中豪雨となり、10日夕刻、内川が決壊し、市坪に濁流が押し寄せた。市坪の西を南北に貫通する予讃線が土堰堤の役割を果たし、濁流は予讃線でせき止められ、市坪の集落は湖底に沈んだようになった。土壁は倒壊し、逃げ遅れ助けを叫びながら溺... 続きを読む
昭和20年(1945)10月9日、阿久根台風が九州南端に上陸、松山、広島を通過し、日本海に抜けた。総雨量は308ミリを記録し、出合橋の水位は10日に5.1mに達した。9月の枕崎台風で弛緩していた堤防は各所で決壊し、被害は流失耕地720ha、浸水家屋11,200... 続きを読む
昭和20年(1945)10月10日、鹿児島県阿久根に上陸した台風は、瀬戸内海を斜断して山陰沖に出た雨台風であった。松山測候所によると、10日には7日以来の総雨量が308ミリに達していた。重信川は、昭和18年7月水害により決壊した堤防の復旧中であり、復旧工事中の... 続きを読む
昭和20年(1945)10月10日夜以来、台風20号(阿久根台風)により、北風が強く、大雨が降り続いた。午後にやや弱くなったが、依然止まず、川は増水が甚だしく、込山方面の土手を越えた。夕方にようやく雨が止んだ。午後7時より雨が加わり、大暴風となった。(「伊方村... 続きを読む
昭和20年(1945)10月10日、降雨による大出水で高松川尻が決壊し、川根への村林道約100mが流失。高松橋大破、西山川尻大壊、道路・田畑流失。翌11日には、兼久大池堤防が危険となった。関屋川鶴ヶ端付近決壊、釜ノ口堰が底から流失。(「田野村誌」等による) 続きを読む
昭和20年(1945)10月10日午後2時、台風が鹿児島県阿久根市付近に上陸し、北九州を経て山陰から日本海に抜けた。愛媛県では8日から豪雨となり、河川の氾濫が相次いで大災害をもたらした。県下の総降水量は400ミリを超え、特に東予では沿岸部では600ミリ、山岳部... 続きを読む
昭和20年(1945)10月10日、阿久根台風により、田畑流失・埋没719町歩、宅地流失・埋没338町歩等被害多数。(重信川水系の主な災害による) 続きを読む