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条件:高知県
大正9年(1920)7月24日、台風が須崎方面に上陸した。県東部は24日午後から翌早朝にかけて非常な豪雨に見舞われ、山崩れ、河川の氾濫による被害は甚大であった。井ノ口では、安芸川、小谷川、帯谷川が決壊し、多くの家屋が浸水し、美田は瓦礫化した。 続きを読む
大正9年(1920)7月24日、台風により、物部川は大出水となり、山田堰は甚大な被害を受け、右岸戸板島地先(堰留神社付近)及び左岸吉川地先の2箇所の堤防が決壊し、家屋の流失や農地への被害が発生した。 続きを読む
大正9年(1920)7月24日17時、台風が須崎付近に上陸し、松江方面に抜けた。県内の雨は24日午後から翌早朝に強く、東部は非常な豪雨で山崩れとなった。西部は100ミリに足らないほどであったが、須崎の雨量は200ミリ以上。 続きを読む
大正9年(1920)7月27日、台風により、香宗川は氾濫し、赤岡町江見橋から上流堤防10間、岸本・徳王子堤防約20間、香宗川戸閘堰が決壊した。徳王子・岸本平野は湖水となり、出穂期の早稲・中稲が大被害を受けた。 続きを読む
大正9年(1920)8月、台風により、中村町の被害は全壊4戸、流失1戸、田畑111町歩、桑園56町歩、橋梁流失2箇所であった。幡西、渭南地方の惨状は甚だしく、特に宿毛町の松田川堤防が決壊して、人家の流失、人馬の溺死が多かった。軍歌の罹災範囲は30カ町村に及び、... 続きを読む
大正9年(1920)8月14日午後4時頃より降雨、15日正午頃豪雨となり、雷鳴絶間なく、16日に浸水。中村町の被害は全壊4戸、流失1戸、田畑111町歩、桑園56町歩、橋梁流失2箇所であったが、幡西、以南地方の惨状は甚だしく、特に宿毛町の松田川堤防が決壊して人家... 続きを読む