安政元年(1854)11月4日午前8時、地震が起こった。翌5日5時に地震は激しくなり、家屋、土蔵はみな倒れた。この強震は半時間ばかりで微震となったが、人々は津波を恐れて山に登った。間もなく大津波がやってきた。その後も震動が続いたため、人々は食物や衣類等を山へ運... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日未明の南海大地震によって、町内3箇所(本町、於東町、中村区)より火を発した。本町のものは東側北部の方より火を発して、本町東側と中ノ丁の両側の大部分を焼き、倒壊家屋の下敷きとなった人々を生きながらにして火焰に包んだ凄惨な大火災で... 続きを読む