昭和21年(1946)12月21日、南海地震により、三豊郡では沈下が約37~38cmとなり、沈下被害は大川郡と並んで最も被害が大きかった。中でも詫間町、仁尾町、観音寺町の被害が大きかった。詫間町では地盤沈下後の高潮で高瀬川と塩田が被害を受けた。仁尾町では地震に... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日4時19分、紀伊半島沖で発生したM8.1の南海地震により、徳島県下の被害は死者202人、全壊家屋602戸、流失家屋413戸、半壊家屋914戸に及んだ。そのうち、沿岸部の被害はほとんどが津波によるものであった。この研究では、... 続きを読む