昭和21年(1946)12月21日の南海地震による東宇和郡の沈下量は、八幡浜市16cm、吉田町15cmから15~19cmと推察される。東宇和郡の被害は崩壊家屋252戸、床上浸水5戸、床下浸水260戸、農耕地29町歩、漁港12億8,806万円余に及んだ。高山村と... 続きを読む
安政元年(1854)11月5日午後5時頃から、大地震が襲来した。「兵藤家文書」によると、「嘉永七甲寅十一月五日、八ツ頃に至り大地震発、大に騒動、家々数々痛み、村方中通別して大ゆり」などと記されている。また、長浜の古老の話によれば、日和山近辺の漁師町では、お台場... 続きを読む
昭和21年(1946)、南海地震が発生した。中央防災会議の「東南海、南海地震等に関する専門調査会」では2030年までにM8.4前後の南海地震が発生確率が40%などと予測しており、津波防災対策を立てる必要がある。この報告では、津波の性質、四国沿岸域における歴史津... 続きを読む