昭和21年(1946)12月21日、南海地震が発生した。その体験者の多くはまだ健在であり、体験談を収集して共有することは地域防災活動に有効である。そこで、この論文では、松山市と宇和島市を中心とした愛媛県内各地で、昭和南海地震の体験談をヒアリング調査により収... 続きを読む
安政元年(1854)11月5日夕七ツ半時より地大に震う。家屋が倒壊し、多くの人は竹林中に避難す。暮六ツ時に至りて、津波が襲来して家屋を浸潤する処あり。 7日四ツ半また大に震う。その後12月2日まで震動止まず。 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日の南海地震(M8.0)により、八幡浜市で家屋倒壊のため1人が死亡した。また、地震により地盤が16cm沈下し、八幡浜港の両岸、特に東側及び東北方の市街地で浸水の被害を受けた。直接地震、沈下に起因する八幡浜市の被害は、家屋浸水65... 続きを読む