安政元年(1854)11月4日午後4時から地震が始まり、翌5日は最も激烈で、人々は家にいたたまれず、籔に逃げるもの、庭前に小屋をかけてわらを敷いて露宿するものもあった。また、海辺の中島上福井や工地では4日夕の大地震に引き続いて、津波が5、6度来た。翌5日午後4... 続きを読む
文化5年(1808)10月17日、紀伊半島南部から四国の阿波・土佐にかけての沿岸で、異常な潮の差し引きが見られた。特に被害が出なかったため被害地震や津波のリストには登場しなかったが、関係史料を総合してみると、かなり広域の津波を伴った地震であった可能性が高い。「... 続きを読む
昭和33年(1958)12月26日朝、低気圧が日本海に入り急速に発達し、午後に風速が増大し、夕刻頃が最も強くなった。高松では最大風速19.0m/秒、瞬間最大風速27.0m/秒、多度津では最大風速20.8m/秒、瞬間最大風速25.0m/秒を記録した。県下の被害は... 続きを読む