昭和21年(1946)12月21日、地震が起こり、津波が襲来した。本書は、南海地震の前兆現象について、高知県内及び徳島県南部における体験者の証言事例を聞き取りして集めたものである。 続きを読む
安政元年(1854)、南海地震津波により、土佐市宇佐町では家屋がほとんど流失し、70余人の死者を出した。この論文では、宇佐町を対象として、安政級のM8.4の津波を想定した現況港湾施設の安全性について、数値計算により検討が行われている。 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日午前4時19分、震度7の激震が発生した。須崎市では地震後約10分で津波の第一波が襲来し、その後2時間半くらいに津波が6、7回襲来した。波高は最高5mと推定されている。津波の被害が大きかった地区は須崎市街地の堀川以北で、予期しな... 続きを読む