昭和21年(1946)12月21日、南海地震による津波が発生した。この研究では、昭和南海津波の性質を検討し、防災対策に役立てることを目的として、水路部が1947年1月から5月にかけて実地調査し公表した潮位記録をもとに、昭和南海津波の振動特性の解析を行っている。... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日、紀伊半島沖で地震が発生した。津波による被害も大きく、徳島県の被害は死者202人、住家流出43戸、全壊602戸、半壊914戸、床上浸水3,440戸、床下浸水1,057戸、堤防決壊40箇所、道路損壊2箇所、橋流失2箇所、船流出3... 続きを読む